StarTrek: Picard Episode8 “Surrender”

雑記

いつもスター・トレック:ピカードについて書きたいと思いながら、結局は何からどう書いていいのかわからなくなってやめてしまっていたが、もうエピソードも8までやってきた。あと2話でとうとう完結してしまうし、一応僕の思うところを記録として残しておきたい。

ここから先は多分にネタバレが含まれるので注意されたい。

あらすじ、感想をうまく纏まった文章にできなかったので、箇条書きにして残しておく。TNGからの繋がりについて留意しながら書いたつもりなので、昔ネタが「〜ピカード」のどんなところに散りばめられているのか知りたい向きには楽しいかもしれない。

エピソード8 「降伏」

  • まったくバーディクのイカれ具合がすばらしい。この女優さん、本当に好きだなぁ。ハマりきってる。
  • 「イムザディ」という言葉はベタゾイドの言葉で「最愛の人」というような意味の言葉。トロイはベタゾイド人。
  • ライカーとトロイはこの状況の中でもユーモアを忘れないところがらしい。ライカーはとにかくどんな場面でも明るいキャラクターだな。
  • ライカーとトロイの娘の名前「ケストラ」はトロイの死別した姉の名でもある。ケストラはトロイが幼い頃に湖で溺死したことが、TNGのシーズン7のエピソード「心のダーク・サイド」で触れられている。ちなみにこのエピソード、いつもはピカード艦長でさえもいじめてしまうような、はちゃめちゃなトロイの母「ラクサナ」の珍しいシリアスな演技が見られるエピソードでもある。あのラクサナが泣きに泣きまくる回なのだ。
  • ライカーとトロイが過去に住んでいた惑星「ネペンテ」について話す時に出てくる「ラクタジーノ・ラテ」もTNGでカウンセラーをしていた時にレプリケータに注文していた飲み物だった。
  • ウォーフの登場はこのスター・トレック:ピカードの中ではいつも刃で切り裂くように突然で素晴らしくかっこいい。さらには空気をまったく読まない(ライカーの存在をまったく無視するかのような)トロイへの想いの告白。なんせトロイはウォーフの妻だった時もあるんだから。しかし、DS9時代はジャッジア・ダックスとくっついてたじゃないのって思うんだけど、その辺りはTNGファンを喜ばせるためにはスルーだね。
  • ウォーフの情熱にライカーはやっぱり嫉妬するんだね。そのあたりのトロイを巡る取り合いもTNGを彷彿とさせて、ああそうだった、そうだった、なんてちょっと嬉しくなる。
  • ローアとデータの対決?はデータが勝利することが最初からわかってるんだけど、まあここがお話上形勢逆転の鍵となるところなので、あのくらいの勿体の付け方はよしとするかな。いつもスター・トレックって圧倒的不利で時間的にギリギリ、しかも大体カウントダウンするなら最後の0.1秒で一気に逆転するんだよね。この辺りも「来るぞ、来るぞ」と期待しているところにやっぱり来てくれるというお約束のカタルシスなのかな。
  • 宇宙空間で粉々に砕け散ったバーディクは死んでしまったのかな。もしそうなら惜しいな。またひょっこり出てくる方がイカれたバーディクらしくていいが。
  • 蘇ったデータの同僚の呼び方が懐かしくて嬉しい。クラッシャーは変わらず「ドクター」だし、ピカードは「キャプテン」、「ジョーディ」「カウンセラー」。ブレント・スパイナーの声も変わらずあの頃のままのデータなのがまたいい。
  • データとジョーディの2人の会話もいいな。両手を体の前で繋ぐジョーディの仕草がTNG時代を思い起こさせる。こういう細かいところも再現できているのは演出なんだろうか?僕としてはスター・トレックのキャラクターに戻った彼らの自然な行動なのだと思いたい。
  • 作戦室にTNGメンバーが揃った。みんなすっかり老けていて複雑な心境ではあるけれども、やっぱりファンとしてはこの一体感は何ものにも変え難いなあ、と思う。このシーンではウォーフの趣味の悪いというかクリンゴン流のジョークが相変わらずな感じがしてホッとするね。
  • いよいよここからピカードとクラッシャーの息子ジャックの秘密が明かされていくのだなぁ。ジャックの心の中にたびたび現れる「赤い扉」。トロイと一緒に開いた扉の向こうには一体どんな秘密があるのか。楽しみだ。

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