最近の僕のYouTubeチャンネルの中で最も再生数の多いのはNumbersで作る家計簿の動画だ。
世間でそんなに家計簿需要が高いとは思っていなかったが、昨今の物価高の影響もあるのだろうか、市井の人々は家計簿を求めているのである。
家計簿にもいろいろとあるので、コメントなどを参考にして勝手にご希望に応える形で作ったのが、締め日ありの家計簿の作り方である。
最初のはNumbersに最初から付属している家計簿のテンプレートをもとにピボットテーブルを追加して通年(といわず、何年でも続けられる)対応を施したもの。
しかしそれでは1ヶ月の区切りが1日〜30日(または31日、あるいは28日、またあるいは29日)になってしまい、いわゆる「締め」という概念は取り入れられない。
そこでたとえば11日から翌月10日といった締日を基準としたひと月単位に対応させたものが後者である。
これはピボットが使えない(ピボットでの月のグループ化は前述した通りx月という月区切りになる)ので月次集計表をすべて関数を使って作成してある。
日々支出を入力する表と集計表は別のシートにそれぞれ作成していた。ところが視聴者さんからのコメントに「どう頑張っても集計表のどこかのセルをダブルクリックしてリターンしないと表が更新しない」とあったのでいろいろと調べてみたら、本稿のタイトルのようなことがわかった次第だ。
解決策としては「集計表と入力表は同じシートに置く」こと以外にない。
しかし、なんでAppleはこういう仕様にしたんだろうか。
表計算としてはエクセルの方が頭一つも二つも上をいくものなので、できるだけエクセル感覚を取り込んだ方がいいのになぁ。
こういった微妙な点で僕らは「Numbers、ちょっと使えないなぁ」って思ってしまうと思うんだ。しかも今回のこの仕様はないとおもう。だって表計算が計算しないなんてちょっと怠慢だと思うんだけど、いかがだろうか。
Appleさん、この仕様、変更した方がいいよ。できるだけ早いうちに。
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