ドライブレコーダー(その1)リアカメラの取り付け

カスタム

どうもスーパーカブは煽られやすいとか、嫌がらせを受けやすいなどとよく耳にするが、幸いなことに僕は命の危険を感じるほどにひどいことをされたことはない。

だがなんだか車間が近いような気がしたり、すぐそばを掠めるように追い越されたり、なんだか知らないが不必要に前に入られたりすることもたまにはある。

最近ではバイク用のドライブレコーダーもたくさんあるようで、この際取り付けてみようかと思った。

後ろ向きに据えられたカメラで危険な煽り運転の抑止になることへの期待はもちろん、いざ事故が起こった時には証拠映像が取れていることは強みにもなると思う。

ドライブレコーダーってこんなの

今回僕が購入したのはこちら。

シンプルな外観だが、重さは結構あり中身がぎっしり詰まっていることがわかる。

こちらは中華製のドラレコで正直どの程度のものかはよくわからないが、YouTubeで2つ3つほどこれと同じ外箱のものをレビューしているものがあったので、そんなに使えないものでもなさそうと判断した。

ただ、中身を見てみるとYouTubeのレビュー動画に映っている商品の形状とは多少異なっているので、細かいマイナーアップデートをおこなって品質向上に努めているのかもしれない。
少なくともそう考えた方が幸せになれそうな気がする (笑)

パッケージを開けた中身。中央のものが本体で左の2袋がカメラ。リモコン(中央上)、電源アダプター(右上)、タイラップ(本体の下)など内容物は豊富。

取り付け位置を脳内シミュレーション

大抵のドラレコはそうだろうと思うのだけれど、僕の購入したものもワイヤレスではなく有線式なので、全てのパーツはケーブルで接続することになる。

もちろんすべてバイクのどこかしらに収納しなければいけないので、ケーブルは配線することになる。
前後にカメラがあり、電源ユニットと本体、これらを繋ぐケーブルの取り回しを考えなければいけない。

まずは本体の位置を決める。

この製品は残念ながら本体が防水ではないため、どこか雨水のかからない場所に収める必要がある。おそらくスーパーカブだとサイドカバー内しかないだろうと思う。

僕は右のサイドカバー内に設置することに決めた。
右サイドカバー内はバッテリーに向けて大きな開口部があり、ここに設置する本体に集約されてくるケーブル類も通しやいことが想定される。

別で取り付けるキタコのUSB電源に付属の電源取り出しハーネスを加工して、ドラレコ電源を拝借しようと思うので、電源ユニットはフロントカバー内部に設置できればと思っている。

リアカメラはこのようなステーを買ってきて、ナンバープレートのボルトに共締めして設置することにした。

L字型の幅広なステー。右に写っているのがカメラ。設置部に両面テープが付いているのだが、偶然ながらこのステーとカメラの取り付け穴位置が合う。

ちなみにフロントカメラの取り付け位置は考えあぐねている。できるだけスーパーカブのスタイルを損なわないように取り付けたいのだが、カメラの画角に余計なものが写り込むことも極力避けると、多分フロントキャリアに付けることになるんじゃないかと思っている。

リアカメラの取り付け

取り付け自体は前述したようにナンバープレートのボルトにステーを共締めして、そこにカメラを貼り付けるだけという簡単設置だ。

問題はそこからのケーブル配線である。
これもできるだけ配線は隠したい。見える部分を極力少なくしたい。見えしまう部分も目立たなくしたい。

いろいろと考えた末にこのように配線した。

ナンバープレート部からの配線はリアキャリア下を通って、このシート後ろのカウルの内側を通すことにした。ケーブルの先にはコネクタがついており、隙間にコネクタを通すためにカウルのネジを一旦外して、カウルを持ち上げて浮かせてから通す。
写真では針金を通してある。
シート下まで通したところから今度はサイドカバー内の開口部まで持ってくる。ここも針金を使って通ることを確認した。
通した針金にケーブルの先端をつけ針金を抜いていけばケーブルがすんなりと通る。
この時ケーブルのコネクタはカメラに接続する方を間違えずに選ぶ。サイドカバー内に残るのは本体に接続するコネクタである。
カメラからのケーブルと本体接続する延長ケーブルはコネクタ接続になっている。コネクタ部分がこの位置にきてしまったが、ここ以外に持っていくことができなかった。防水に不安があるので、とりあえず養生テープでぐるりと巻いておいたが、ここは後々熱収縮チューブなどで防水処理した方がいい。
延長ケーブルは十分すぎる長さがある。随分と余るのだが、あまりは束ねてシート下の少しだけ空いているスペースに詰め込んだ。
リアカメラの取り付け位置とカメラからのケーブル配線。できる限り目立たないよう本体の黒い部分に沿わせてある。
追加で買ってきたL字ステーは直角で、ナンバープレートのステーに共締めしてカメラを取り付けるとカメラは上を向いてしまう。カメラにつけられているステーを、ラジオペンチでグッと曲げてカメラの視線を調整した。
一旦ケーブルを落ち着かせるために、わずかな余りをここに押し込んだ。まあ、これはまったく固定できていないので気休めだ。
全体的にはこんな風に設置した。あまり目立ちはしないと思うが、ナンバープレートを見ればいやでもカメラの存在には気づくはずだ。ナンバープレートの画像処理が雑なのは見ないことにしてください。

リアカメラは設置できた

さあこれでリアカメラは設置できた。

すぐにすべてのパーツを取り付けて…といきたいところではあるけれど、フロントカメラの取り付け位置で納得できる場所が見つからないので、今のところリアカメラの設置のみで止まっている。

今の状態はリアにダミーカメラが付いている状態だけれど、これでも危険運転に対してのハッタリ効果だけはあるんじゃないかと思う。

これが実際にドラレコとして機能するのはまだもう少し先に。
その他も取り付けごとにこのブログ内で記事にしていきたいと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました