OS X Mountain Lionのレビューもずいぶんと多くWeb上に掲載されてきた。今更、有名どころの機能を詳細に解説するのもなんだかアホらしく感じるので、ちょっとどうでもいい部分を見ていこうと思う。全然目立たない部分なので、本当にどうでもいいかもしれない。
ソフトウェア・アップデート
ソフトウェア・アップデートがApp Store経由となった。これまでのようなダイアログボックスは出現せず、メニューをクリックすると、App Storeアプリがアップデート画面で起動する。
Appleメニュー内には、「ソフトウェア・アップデート」と「App Store」のメニューが存在するが、明確な違いはなくなった。どちらもApp Storeアプリが起動する。
Dock
Dockの表示も若干異なっている。背景も少し変更されているが、起動中のアプリのインジケーターが変わっている。慣れればさほどでもないが、以前のものよりも若干わかりにくくなった気がする。もう少しハッキリとした表示でもいいような気はする。
Dashboard
Dashboardのウィジェットを追加する画面がLaunchPadのような表示に変更された。横にスクロールする必要がなくなって見やすくなった。
余談ではあるが、最近はあまりDashboardを使っている人はいないのかしらん。私は、天気予報、計算機、iStatというMacのステイタスを確認するウィジェット、関電の計画停電の実施予定のWebクリップ、を表示して使っている。
共有ボタン
そこかしこに共有ボタンが追加され、ほぼどこからでもTwitterやFacebook(秋から実装される予定らしいが)へファイルなどを共有できるようになっている。もちろんFinderのツールバーにも共有ボタンがついているので、基本的には共有したいファイルはFinder上で選択して共有ボタンをクリックということになるだろうが、デスクトップ上のファイルを共有する場合は、右クリックしてコンテキストメニューから共有するか、こうしてQuickLookから共有というのが手軽な方法になるだろう。
通知センター
通知センターはほぼiOSと同様なので、iPhoneを使用している人ならば設定方法に困ることはないだろう。設定は環境設定パネルからおこなう。
Gatekeeper
ダウンロードするアプリの新しい管理方法として、「Gatekeeper」という名前でアナウンスされている機能だが、その名称はどこにも出ていない。私が発見したのはヘルプファイルに1カ所だけだった。
このGatekeeperは、環境設定パネル〜セキュリティとプライバシー〜一般のタブの「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」という部分で設定をおこなう。Gatekeeperを有効にする場合は3つの選択肢のうち、上2つのいずれかを選択することになる。従来通りアプリケーションの作者サイトなどからのダウンロードと実行をおこないたい場合は、一番下の「すべてのアプリケーションを許可」という選択肢を選ぶ。
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