iPhoneを使い始めて、カリコリ1年半くらいでしょうか。私の愛機はSiriの使えないiPhone4ですが、特にいま現在も不満なく便利に使っています。
元々ゲームにも興味がありませんので、どんなゲームもしませんし、インストールして残っているものもほぼありません。実用一本やりのiPhoneで、最近はほとんどTwitter&Facebook端末になりつつあります。やはりモバイルとSNSは相性がいいのですね。
そんな私のiPhoneですが、少し前からホームボタンの効きが悪くなってきました。具体的には以下のような症状が表れ始めました。
- ホームボタンをクリックしても、何も起こらない。
- ホームボタンをダブルクリックしても、何も起こらない。
- ホームボタンをクリックすると、ダブルクリックとして認識される。
- ホームボタンをダブルクリックすると、1回クリックとして認識される。
まあ、具体的な症状を列挙するまでもなく、何でもありの接触不良らしき症状だというわけです。
さて、困りました。症状が中途半端で困りました。スッキリと効くわけでもないのですが、効かないわけでもない。修理に出してもいいのだが、数日でも手元から離れるのも何となくイヤだし、そこまでするほど使えないわけでもない。
悩んだ末に辿り着いたのは、iPhoneの標準の機能で用意されている「Assistive Touch」でした。iPhoneには仮想的なソフトウェア・キーボードがありますが、このAssistive Touchはソフトウェア・ホームボタン+αを提供してくれます。
設定の仕方は、環境設定から「アクセシビリティ」〜「Assistive Touch」と辿っていき、オフになっている設定をオンに変更するだけです。
Assistive TouchをONにすると画面にソフトウェア・ホームボタンが表示されるようになります。このボタンの位置は指で動かすことによっていくつかの定位置に持っていくことができます。
これをタップするとメニュー(?)が出てきます。iPhoneでは使わないものもありますが、デバイスの所からは、音量の調節もできます。このホームボタンはちゃんとダブルクリックもできますので、2回タップして、裏で起動中のアプリも確認できます。
ホームボタンのアクセスに少し手数が増えてしまいますが、思わぬ動作をされてイラッとくることはなくなりますので、ボタンの効きが悪くなった方は試してみられるとどうでしょう。
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