小春日和と土下座 [entry-title]

 

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小春日和の休日の午前、子どもと近くの公園に散歩に行った。
公園の向こう側に、6〜7人の高校生とおぼしき男子生徒と、おそらくはその保護者であろう大人たちが整列している。やがて保護者たちと同年代に見える一組の男女(おそらくは夫婦だろう)が登場し、整列した人々は一斉に頭を下げる。

なんだ、またやんちゃな高校生が近所の家にいたずらでもしたのかと思っていたら、突然にその生温い気持ちに冷や水が注がれた。

なんと、整列した人々が俄に膝をつき、道路に手をつき、頭を垂れ、土下座の姿勢を取った。12、3人の一斉の土下座。公園の横の小道で、私と娘の見ているところで、滑り台で遊んでいる親子の目の前で、大勢が土下座していた。

いったいその夫婦と高校生の間に何があったのか知らない。土下座に値するような過失があったのか、それとも単に被害者の溜飲を少しでも下げるための演出なのか、それはわからない。

高校生たちが土下座をする必要があったのかな。何も知らない他人が、公園で遊ぶ親子が見ている前で、土下座する必要があったのかな。

「お父さん、どっか他の公園に行こう…。」娘が私の手を引いた。