ちいさなせいかつ(36) [entry-title]

 

昔からあまり感情を表に出さないし、言葉にすることも少ない。どちらかというと黙っていることの方が多い。沈黙は苦ではないし、やかましいよりは静かな方が好きだ。
特段述べるようなことを考えているわけでもないし、たいしたことを思っているわけでもない。なんならその場に全然関係ないことを考えていることも多いくらいなので、そんなことをわざわざ口にしても、その場にいる人が「????」となってしまうので言わないだけだ。

そんな風だと、誤解されることも結構多い。稀には、何かとても賢いことを考えているように誤解してくれる人もいるが、悪く思われることが少なくない。「(そのひとのことを)〇〇と思っているでしょう?」とか、はては「バカにしているだろう。」とか見下しているとか…。
そう思い込んでしまった人は、たいていの場合こちらがいくら否定しても、「それは口でそういっているだけで、腹の底では違うことを思っているはず。」と、とってしまうことがほとんどなので、否定することはそこそこにして、諦めてしまうことが習い癖になってしまった(そもそも、「〜と思っていない。」ということを証明することなんてできない、と思っています。)。

今日、ふと、電車の中で、そんな人たちの気持ちがわかるような気がした。認めて欲しかったんじゃないかな。僕が偉いとか、上司だとか、そういうんじゃなくて。ただ単純な、本能に近いところの承認欲求として。
あまりしゃべらないで、何を考えているかよくわからない奴にイライラして、イライラのコップの水があふれたのが、そういう反応だったんじゃないだろうか。

なんか、そういうことが今ごろわかる(と思っているだけで、まったく見当はずれかもしれないけど)というのもバカみたいだけれど…。

RICOH CX4