Macで「保存しない」キー操作

Macで「保存しない」キー操作


「保存しますか?」というダイアログボックス。OS X Lionになってから少し見かける機会が減ったように思うが、どうしても完全にはなくならない。

MacBook Proで作業しているときには気にならないのだが、iMac 27inchで作業しているとマウスポインターを移動させるのが億劫に感じてきて、ちょっと気分が萎えることがある。保存する場合はreturnキーを押せばいいのだが、保存しない場合はボタンまでマウスポインターを移動させるのが面倒だ。

Windowsでは以前からほとんどのUI部品にキー操作が割り当てられており、ヘビーなユーザーは大変便利に使えると思う。まあ、そうなってくるとGUIである必要があるのか、ないのかという話になりそうだけれども…。

なんにせよ、ある程度キーボードで操作できるにこしたことはない。何せキーボード上の移動距離は、マウスポインターの画面上の移動距離よりも格段に少ない。キー一つでこなせることであれば、せっせと指を動かすのはばからしい。

Macでファイル保存のダイアログボックスをキー操作するためには、まず環境設定パネルの「キーボード」で、フルキーボードアクセスの設定をしてやらねばならない。具体的には「すべてのコントロール」というラジオボタンをオンにしてやる必要がある。

これでWindowsと同じように、ダイアログボックス内のコントロール間をtabキーで移動できるようになる。

選択中のコントロールは水色の枠線で囲まれるので、そのコントロールを押下するなりする場合はスペースキーを押す。下のスクリーンショットは、テキストエディタのCotEditorのものだが、ダイアログが出ると、最初から「保存しない」が枠線付きとなっている。

気をつけないといけないのは、Windowsだと選択したコントロールはEnterキーで操作するが、Macではあくまでもスペースキーである。上のようなときにreturnキーを押すと、保存のダイアログボックスが出現することになる。Windowsではデフォルトのコントロール選択を移動していくようだが、Macではデフォルトキーとコントロールは決められていて動かすことができないようだ。

ただ、どうもアプリによってキー操作が異なるような場合が見受けられる。今のところ私の環境下ではMicrosoft Office関連製品は、スペースキーではなくて、Shiftスペースでコントロールを操作するようになっている。しかも最初はどのコントロールも選択されていない状態でダイアログが出現する。

アプリによってコントロールの選択状態はまちまちだが、tabキーを押すことによって、順番に選択が移動していくことは間違いないので、ともかくキーボードで操作することは可能となる。

しかしできればアプリ間のこういった不統一をなくしてもらった方がありがたいと言えばありがたい。