春待つ心


JR大和路線(関西本線?よくわからないけど、大阪から奈良経由で木津あたりまで行く線です。)に河内堅上駅という駅がある。鈍行しか止まらない何の変哲もない田舎駅だ。これと言っておもしろいものはない(と思う)。

先日Facebookに友人(と言ってはちょっと失礼かも。まあいいや。)が、大和路線の電車から、その辺りの景色の写真をアップしていて思い出した。ちょうどトンネルに入る手前の写真だった。その写真では少し見えづらかったが、現役のトンネルの隣には引退した廃トンネルがある。昔奈良まで通っていた頃は、いつもその廃トンネルを見て不思議に思ったとともに、何とも言えない魅力みたいなものを感じていたのを思い出す。

河内堅上駅は本当に何もない駅だが(念を押してすみません)、ひとつだけ素晴らしいことがある。もう言わなくてもいいかもしれないが、素晴らしいのは決してひとつじゃないと思うけれど、私が知っているのがひとつということでご勘弁ください。

河内堅上駅は、春になるとそれはそれは見事な桜が咲く駅なのだ。おそらくWeb上には写真がたくさん上がっていることと思うが、なぜか私はそれを検索してみたことがない。

件のFacebook上でのコメントのやり取りの中で、その友人と今度の春には一緒に写真を撮りにいこう、ということになっている。

いつも通り過ぎてばかりいた見事な桜の駅に、この春こそは訪れようと思う。